バナナの叩き売り
スレイヤーズ中心よろずブログ
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なっがらくお待たせいたしました!翠さんよりなんと、「露店の親父とブロマイド」を頂いてしまいましたっ!うれしーーー!!
ささっお客様!笑いあり、ゼルアメによって結ばれた友情(笑)あり、まってましたの翠さん新作でーーーす!
***露店の親父とブロマイド***
聖王都・セイルーンにほど近い、とある街道沿いの町。
幾つかの街道が交わるところであれば、人も、旅籠も、そして品物も多い。
「この町で手に入れられない物はない」
とさえ言われるほど、大小様々な市がそこかしこに立ち、道という道には露天が溢れる活気盛んな町。
そこで、聖王都セイルーンからやって来た行商人の初老の親父は、故郷の名産品を露店に並べて道行く人々に売っていた。
実家の本店は長男に任せ、物見遊山がてらの商いではある。
だが、彼には壮大な使命があった。
セイルーンの英雄・ゼルガディス=グレイワーズ様のお勇姿とその伝説を世の人々に広めるというかくも光栄で重大で壮大なる使命が---!!
彼はフィリオネル殿下から英雄4人のブロマイド制作・販売を賜った日の事を生涯忘れないであろう。
コツコツ真面目に商いを続けてきた甲斐があったというものだ。これもスィフィードの思し召しに違いない!
その日の事を反芻し、感極まって何百回目の涙を流す親父。
様々な国の人々が集まるこの町は、その使命を果たすのにまさにうってつけの場であった。
すでに、何軒かブロマイドを卸す契約も結んだ。後はのんびりとここで露天商に精を出すのみ。
親父は本日何度目かの口上を張り切ってあげ始めた。
「さぁさぁお客さんがた寄ってらっしゃい見てらっしゃい! 聖王都セイルーンでしか手に入らない貴重な品がいっぱいだよ! ホント、ここで以外はセイルーンにまで行かなきゃ手に入らないよ~~~!! さぁさ、寄ってらっしゃい見てらっしゃーーーい!!」
道行く人々の注目を集めるには、威勢のよい声が大事。毎日鍛えている腹筋を如才なく使って声を出す。
さっそく、一人の若い男が立ち止まって品物を眺め、一枚のブロマイドに目を留めた。
「おじさん、この-----」
しかし、その男は最後までセリフを言う事を許されなかった。
後ろからものスゴイ勢いで人並みを掻き分けてやって来た男に押しのけられ、その続きを遮られてしまったである。
その白ずくめの装いで、フードをすっぽりと被り、口元までマスクを引き上げて怪しいことこの上ない男は、ちょっぴり息を切らしながら開口一番こう言った。
「そこにあるセイルーンの第二王女のブロマイド、全部よこせ!! 在庫も全部だッッッ!!!」
親父は我が目を疑った。
だって今この年老いた自分のこのしょぼくれた目の前におられるこの怪しさ大爆発なこの御方は!
セイルーンの英雄、ゼルガディス=グレイワーズ様………!!
見間違えるはずもない。毎日毎日朝晩と拝んでいる御方だ。
親父は自分の手が感激のあまりうち震えているのが分かった。
「は、はい、ただいま」とただ受け答える事しかできない。
震える手で言われた通り、アメリア姫様のブロマイドを在庫も含めて全部差し出す。
声が震えなかったのは、長年様々な客を相手にしてきた経験のお陰だった。
セイルーンでは、
『ゼルガディス様はとってもシャイだから、お見かけしてもゆめゆめ声など掛けてはならない』
と厳命されている。
お釣りを渡す際につい、感極まって手を握ってしまったことは、彼の心の中だけにしまっておこう。
去りゆく英雄の凛々しい後ろ姿に、感涙しながら誓う親父。
「今の御方はもしや………!?」
ゼルガディス様に押しのけられた男が震える声で親父に尋ねた。
親父は涙を流したまま無言で肯く。
「やはりゼルガディス様………!!」
男はさっきゼルガディス様に押しのけられた肩を触りながら、顔を輝かせた。そしてやや興奮気味に喋る。
「他にもゼルガディス様、リナ様、ガウリィ様など多くのブロマイドがある中、アメリア姫様のブロマイドしか目に入っていなかったご様子………!!! これは早速記事に起こしてなんとしても『月刊・姫と魔剣士』の来月号に間に合わせなければ!!」
「なんとお客さん、あの雑誌の記者さんかいな!! 儂も毎号買っておりますよ」
「ありがとうございます! ご店主のインタビューも是非載せさせて下さい!!」
「おおおなんとなんと!! 勿論ですとも!!」
堅く手を握りあう男二人。
かくして、来月号の『月刊・姫と魔剣士』のトップ記事は、
『アメリア姫様のブロマイドを買い占めるゼルガディス様! その想いの深さを店主は斯く語りき』
となった事など、当のゼルガディス様は知る由もないのだった。
チナミニ、記者が買おうとしていたブロマイドは、一番人気の「微笑ゼルガディス=グレイワーズさま☆」だったそうな。
・・・・・・・・・・・・・・
ぶはーっ!もうもうわし絵描きでよかったあああというか、最後の最後にまさか「微笑ゼルガディスさま☆」でくくっていただけるだなんてぇえと画面前でうるっておりました…。(ううううれしいい!)
某ゼルアメ職人魚の口さま(某の意味なしー!?)運営なさる「みどりのはこ。」での情報ですと、『月刊・姫と魔剣士』はセイルーン国民の投稿記事をメインとした雑誌との噂!ぶはーっ我が家でもとりたいその雑誌ー!!
小ネタ満載でギャグてんこ盛りで!とっても面白かった…!
翠さん…ありがとうございます!ほんとーに嬉しいです!(ぶばっ)
お礼と申すのも恥ずかしいですが!
ブロマイド親父とゼルガディスさまにぶつかられて喜んでしまった若者!(違!?)を描かせて頂きました!

お…親父が若返ってるのは
ゼルガディスさまの手を握って
鋭気を養い、若返ったという方向で夜露死苦!(おいいっ!?)
若者が着ている服が微妙にというかモロに(笑)魔剣士くさいのは、「しかし、この青年男でありながら、姫のブロマイドではなく、一番人気に手を出すとはえらい通だな…ゲッホゲッホじゃなくて、物好きな…!
はっこれはもしや、魔剣士は、セイルーンの青年たちから
「シャイで凛々しいセルガディスさま」
として憧れの男!羨望の的として支持されているのでは…!」ということでゼルガディスさんに憧れて、似た服を着ている青年とあいなりました。妄想もここまでくるといっそ清清しいね!
HAHAHA(いい笑顔で)しかしそうなると、セイルーンは
(魔剣士に憧れる)白ずくめの集団でごった返すことに!!(滝汗)
自分で考えときながら、かなり大惨事な光景でした(爆)
そしておまけの(オマケて…)お宿に帰ってからの魔剣士殿です(笑)

己の戦利品に閉口してるがいい(大笑い)
どうするんでしょうねコレ(笑)個人的には、リナちゃんとこに手紙つきで送って、「預かっててくれ。旅を終え次第とりに行く。」とかやりそうな気が…(ドラスレもらえばいー!)
そして翠さん
「魔剣士が人間に戻るところも書いてあげたい気持ちはあるのです。」
と!とか!トカッ!!(耳そばだて!?)なんですとー!!(ときめきー☆)
翠さんのあかちゃんのご機嫌次第とのことですので、(かわいいなぁ☆)
ファンのみなさんと一緒にまたーり(笑)お待ちさせて頂きます…!
翠さんほんとーにありがとうございましたっ!
ささっお客様!笑いあり、ゼルアメによって結ばれた友情(笑)あり、まってましたの翠さん新作でーーーす!
***露店の親父とブロマイド***
聖王都・セイルーンにほど近い、とある街道沿いの町。
幾つかの街道が交わるところであれば、人も、旅籠も、そして品物も多い。
「この町で手に入れられない物はない」
とさえ言われるほど、大小様々な市がそこかしこに立ち、道という道には露天が溢れる活気盛んな町。
そこで、聖王都セイルーンからやって来た行商人の初老の親父は、故郷の名産品を露店に並べて道行く人々に売っていた。
実家の本店は長男に任せ、物見遊山がてらの商いではある。
だが、彼には壮大な使命があった。
セイルーンの英雄・ゼルガディス=グレイワーズ様のお勇姿とその伝説を世の人々に広めるというかくも光栄で重大で壮大なる使命が---!!
彼はフィリオネル殿下から英雄4人のブロマイド制作・販売を賜った日の事を生涯忘れないであろう。
コツコツ真面目に商いを続けてきた甲斐があったというものだ。これもスィフィードの思し召しに違いない!
その日の事を反芻し、感極まって何百回目の涙を流す親父。
様々な国の人々が集まるこの町は、その使命を果たすのにまさにうってつけの場であった。
すでに、何軒かブロマイドを卸す契約も結んだ。後はのんびりとここで露天商に精を出すのみ。
親父は本日何度目かの口上を張り切ってあげ始めた。
「さぁさぁお客さんがた寄ってらっしゃい見てらっしゃい! 聖王都セイルーンでしか手に入らない貴重な品がいっぱいだよ! ホント、ここで以外はセイルーンにまで行かなきゃ手に入らないよ~~~!! さぁさ、寄ってらっしゃい見てらっしゃーーーい!!」
道行く人々の注目を集めるには、威勢のよい声が大事。毎日鍛えている腹筋を如才なく使って声を出す。
さっそく、一人の若い男が立ち止まって品物を眺め、一枚のブロマイドに目を留めた。
「おじさん、この-----」
しかし、その男は最後までセリフを言う事を許されなかった。
後ろからものスゴイ勢いで人並みを掻き分けてやって来た男に押しのけられ、その続きを遮られてしまったである。
その白ずくめの装いで、フードをすっぽりと被り、口元までマスクを引き上げて怪しいことこの上ない男は、ちょっぴり息を切らしながら開口一番こう言った。
「そこにあるセイルーンの第二王女のブロマイド、全部よこせ!! 在庫も全部だッッッ!!!」
親父は我が目を疑った。
だって今この年老いた自分のこのしょぼくれた目の前におられるこの怪しさ大爆発なこの御方は!
セイルーンの英雄、ゼルガディス=グレイワーズ様………!!
見間違えるはずもない。毎日毎日朝晩と拝んでいる御方だ。
親父は自分の手が感激のあまりうち震えているのが分かった。
「は、はい、ただいま」とただ受け答える事しかできない。
震える手で言われた通り、アメリア姫様のブロマイドを在庫も含めて全部差し出す。
声が震えなかったのは、長年様々な客を相手にしてきた経験のお陰だった。
セイルーンでは、
『ゼルガディス様はとってもシャイだから、お見かけしてもゆめゆめ声など掛けてはならない』
と厳命されている。
お釣りを渡す際につい、感極まって手を握ってしまったことは、彼の心の中だけにしまっておこう。
去りゆく英雄の凛々しい後ろ姿に、感涙しながら誓う親父。
「今の御方はもしや………!?」
ゼルガディス様に押しのけられた男が震える声で親父に尋ねた。
親父は涙を流したまま無言で肯く。
「やはりゼルガディス様………!!」
男はさっきゼルガディス様に押しのけられた肩を触りながら、顔を輝かせた。そしてやや興奮気味に喋る。
「他にもゼルガディス様、リナ様、ガウリィ様など多くのブロマイドがある中、アメリア姫様のブロマイドしか目に入っていなかったご様子………!!! これは早速記事に起こしてなんとしても『月刊・姫と魔剣士』の来月号に間に合わせなければ!!」
「なんとお客さん、あの雑誌の記者さんかいな!! 儂も毎号買っておりますよ」
「ありがとうございます! ご店主のインタビューも是非載せさせて下さい!!」
「おおおなんとなんと!! 勿論ですとも!!」
堅く手を握りあう男二人。
かくして、来月号の『月刊・姫と魔剣士』のトップ記事は、
『アメリア姫様のブロマイドを買い占めるゼルガディス様! その想いの深さを店主は斯く語りき』
となった事など、当のゼルガディス様は知る由もないのだった。
チナミニ、記者が買おうとしていたブロマイドは、一番人気の「微笑ゼルガディス=グレイワーズさま☆」だったそうな。
・・・・・・・・・・・・・・
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翠さん…ありがとうございます!ほんとーに嬉しいです!(ぶばっ)
お礼と申すのも恥ずかしいですが!
ブロマイド親父とゼルガディスさまにぶつかられて喜んでしまった若者!(違!?)を描かせて頂きました!
お…親父が若返ってるのは
ゼルガディスさまの手を握って
鋭気を養い、若返ったという方向で夜露死苦!(おいいっ!?)
若者が着ている服が微妙にというかモロに(笑)魔剣士くさいのは、「しかし、この青年男でありながら、姫のブロマイドではなく、一番人気に手を出すとはえらい通だな…ゲッホゲッホじゃなくて、物好きな…!
はっこれはもしや、魔剣士は、セイルーンの青年たちから
「シャイで凛々しいセルガディスさま」
として憧れの男!羨望の的として支持されているのでは…!」ということでゼルガディスさんに憧れて、似た服を着ている青年とあいなりました。妄想もここまでくるといっそ清清しいね!
HAHAHA(いい笑顔で)しかしそうなると、セイルーンは
(魔剣士に憧れる)白ずくめの集団でごった返すことに!!(滝汗)
自分で考えときながら、かなり大惨事な光景でした(爆)
そしておまけの(オマケて…)お宿に帰ってからの魔剣士殿です(笑)
己の戦利品に閉口してるがいい(大笑い)
どうするんでしょうねコレ(笑)個人的には、リナちゃんとこに手紙つきで送って、「預かっててくれ。旅を終え次第とりに行く。」とかやりそうな気が…(ドラスレもらえばいー!)
そして翠さん
「魔剣士が人間に戻るところも書いてあげたい気持ちはあるのです。」
と!とか!トカッ!!(耳そばだて!?)なんですとー!!(ときめきー☆)
翠さんのあかちゃんのご機嫌次第とのことですので、(かわいいなぁ☆)
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翠さんほんとーにありがとうございましたっ!
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