2007/07/28 (Sat) 御宿のかわせみ 平岩弓枝

読むべき本はまだあるのだがとぶちぶち零しながらも買ってきてしまった。

御宿のかわせみ

ふふふテレビ時代劇の方はほぼどの話もどのシリーズもコンプリートしておりますが（個人的にはるいさんが宮沢りえの頃がベストです）
原作はまだ読んだことがなかったのです。

武家の長男東吾さまと元武家の娘るい(
宿かわせみの若おかみ）
の２０年以上ファンに愛され続けている大人気時代もの恋愛小説でございます。ゼルアメでパロれないかなと思って手を出してみたんですがね。このバカップル（笑）


東吾役　ゼルガディス
るい役　アメリア
叔父上役（←叔父だったか父だったかうろ覚えです）レゾ
女中　　リナ
東吾の友人の同心　ガウリィ


「アメリア、今夜は泊っていくがかまわんか？」
「なっなっな何を…！！」
「別にやましい事をするつもりはない。叔父上に何も言わずに留守をしたのでな。少々決まりが悪い。にさんち泊めてくれ。」
「今日は団体さまがおつきになるので、お部屋はございません」
「おいおい、随分と冷たいんじゃないか？」
「知りません」
「なぁ、アメリア…」
「……。」
「………顔をみせないか」
「二月も文もよこさないで心配をかける殿様なんて、私知りませんから！」
「…ガウリィだって困るだろうが…。」
「ガウリィさんのお部屋はちゃんと一つ松の間にとってあります。」
「なんだと？」
「ゼルガディスさまのお部屋は無いんです！プンッ」
「…………。」
「…………何ですその目は…。」
「筆は何度か取ったのだ。」
「……では何故届かなかったのでございましょうね。飛脚が足でもくじいたのでしょうか？」
「その度に、じかに言ったほうが効率がいいだろうと…」
「まぁ、どこぞの綺麗な方にでも囁いてあげたんでしょうね。私にはとんと聞こえませんもの」
「そう、意地悪く言うな。目くじら立てても可愛くないぞ…って痛いなおい」
「聞き訳のないお客さまに、女将の鉄槌です！」
「…言わせておけば…この…！」
「きゃああもうばかばかゼルさまの馬鹿！ちょっと！今日仕立てたばかりの着物なのに！ちょっ…リナさああああん！ゼルガディスさまがお帰りですうう！」
「ほざけ！久方ぶりだ。優しくしろ」

ごすっ


「………ふん。他愛のない事ですこと。あっリナさんこれガウリィさんに引きずってて貰えないか聞いてくれませんか？」





みたいな…（汗）
楽しいですねパロって（笑）